思い出の秘密基地と秘密基地▲●の使い方

過去に幾つかの秘密基地を作ったことがあります。家の中にダンボールで、神社がある山の斜面に生えている木の上に、友達の家の裏山に、廃墟の屋上に基地を作りました。家に自分の部屋が無かったので、自分だけの場所が欲しいといつも思っていました。外に自分の場所を求め、それが秘密基地という形になったのかも知れません。秘密基地では特に何かをするわけでもなく、友達を呼んだり、お菓子を持ち込んで食べたり、ただそこにいるだけだったりと、まさに自分の部屋のように使っていました。そこに特別なものは何もありませんでしたが、あらかじめ何をして遊べばよいのか決められている場所とは違った、何をするかは自由に自分で決められる楽しさがありました。

秘密基地▲●の使い方

なんとなく作ったこの場所の使い方を今更ながら考えてみました。以前ブログを書いていた時は、日々の記憶を記録として残しておく場所として使っていましたが、別に忘れてしまっても問題ないという思いがあったのと、大事な記録はスケジュール帳に書くようになったことで、以前のブログは必要なくなってしまいました。ブログを閉じてしまってからもなんとなくまた始めてみようかなと思うことは何度かありましたが、ほかに見ている人がいることと、いろいろな情報が入ってくる窓になってしまったことが、負担に感じるようになったこともあって、2011年以降ブログは書いていませんでした。話がそれてしまいましたが、この場所の使い方でしたね。

覚えておきたい言葉を書き留めておく場所

スケジュール帳でもいいのですが、見返したいときに探しにくいのと、長文が書きにくいんですよね。やっぱり。見返さなかったり書かないと、どんなに印象的な言葉でも案外忘れてしまうものです。自分の記憶力がないだけかも知れませんが…

本を読むきっかけづくりの場所

忙しいのを理由にして本を読む機会が減ってしまっています。別に読まなくてもいいのかもしれませんが、本を読まないとなんだか物足りないというか、停滞を感じてしまい気持ちが悪いので、ここに読んでいる本の気になった部分を残すことにして、また本を読む習慣を取り戻そうと思います。

仕事以外で文章を書く場所

誰でも毎日仕事で何かしらの文章を書いていると思います。メールの返信から、企画書・提案書、ウェブサイト掲載用の記事やセールストークのスクリプト作成など一日中何かを書いている場合もあります。今日はもううんざりだと思う日もありますが、そんな日こそ仕事から離れた場所で文章を書くことによって、なにかバランスが取れるような気がします。この辺は感覚なのでまだうまく説明が出来ないのですが。

結局、何に使うかは自由

最初にいろいろと決めてしまうと後から身動きが取れなくなってしまうので、好きなように使えばよいという結論。今までの話はなんだったんだという感じです。出来るだけ目標というかよい習慣を身に付けるために役に立つことを書いていければいいかなと思っています。そしてそれが誰かの役に立つことがあればそれはそれでうれしいことです。